秋の気配。脱ギプスから24日。骨折から約2か月。机に座って、事務仕事をしている時なんかは、骨折したことをすっかり忘れたりするようになった。
台所で料理が入ったフライパンなんかはまだ持ち上げあれず「あそうだ、折ったんだ」と思いだす。ギプス時代はやたらと眠かったんだけど、それも落ち着いてきた。
一方、リハビリはまだまだ忘れちゃいけない状態。ギプスを約1か月巻くと、だいたい骨はくっつく。でもずれないように肘までの動きを止めるため、ほかのあちこちも眠ってしまう。このあらぬ方向に寝癖がついたあれこれを元に戻さないといけないのだ。
リハビリって実は大忙し「グーパーって何回やればいいんですか?」と医師に聞くと真顔で「一万回」と答えが返ってくる。整形外科ではこんな会話が交わされている。そしてこのコントみたいなやり取りの意味は「己の力で治せ。」だ。
あ!リハビリ昨日丸一日やってない!と、慌てて延々と動かしてやりすぎて、重だるくなったり。時に「あ・手を(自分で)敷いて寝てたんだけど大丈夫か?」と夜中に布団の上で凹んだり。日常の何気ない腕の動作で、手首から遠い上腕二頭筋と肩がぶるるんと目覚めてびっくりしたり。
そんなこんなのリハビリ生活で、やっぱりこれだ!と感じるのが、ウォーキング。全身を動かしながら、手や腕を動かすと本当によく動く。整う。すごい。そして風呂もすごい。浮力が助けになって、運動が楽だし暖かい。
橈骨遠位端骨折を受傷した多くの人が、微妙なあれこれは残しつつも元に戻るのが、大体3か月らしい。あと一か月。お菓子食べちゃいそうな季節だけど、ぐっとこらえて、骨とか筋肉とか筋とか血管とかのためにたんぱく質多めのグーパー生活続けます。
※高尾山には先週復活しました。いつもどおりでした。
View this post on Instagram