夏の鯨

登山/写真/編み物

今日は春分の日。「自然をたたえ、生物をいつくしむ」日。

自然をたたえる日を
祝日にするなんて素敵。

 

春分の日を制定した理由が素敵すぎて、朝からほっこりしている。「祝日法の制定時の記録 1では、この日は、昼夜の長さが等しく、「自然のあらゆる生命が若々しく盛り上がる時」であるため、異議なく採用されたとされています。」だそうだ。

 

元気な自然が杉檜花粉を爆飛びさせていて、個人的にはキツイ季節だけど、気持ちは晴れやかだ。

 

あいかわらず古代日本史をうろうろしている。ずっと「君の名は。」状態だったんだけど、ふんわりした輪郭は見えてきた。「ああ、そういうことか」と。

大混乱ポイントだった暗号の書・古事記も、今は「よくぞ、こんなおもろい話を作ったな」と感動している。

本、動画、土地に語り継がれること、神社、遺跡や古墳、山の伝承・・・あらゆることをかき集めて並べてみる。

例えば九州、大陸に圧倒的に近いわけだから、なにもなかったわけがない。例えば瀬戸内海、魚も塩も取れる、冬も厳しくない、そして国宝だらけの古社がどっさり、何もなかったわけがない。

そんなこんなで、手あたり次第に古代史界隈を徘徊するうちに、宮崎駿の「もののけ姫」と「千と千尋の神隠し」はこの辺りのことを言ってるし、司馬遼太郎が歩いた街道もやばいことに気が付いた。新海監督の映画がよかったと会社のミーティングで発表したひとが、よかった理由をあれこれ忖度しすぎて話が空中分解したのも、このことだったんだろうなと今は笑える。

 

そして今、大絶賛発掘中の富雄丸山遺跡にもわくわくしている。面白すぎる古事記の作者・稗田阿礼は柿本人麻呂だったんじゃないか説にもわくわくしている。

 

今日は春分の日。花粉が終わり、山を再開したらしばらく読書が遠のくだろうけど、にしにしと味が出るするめのように当分は古代史を楽しみたい。

 

 

 

 

※被葬者は祭祀王なんだろうなあ。

※基本に戻ってみた。

 

 

 

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