御朱印帳片手に、土地の記憶を辿る旅・阿波で千年（御朱印2023春）

古代史と編みむめも。緑の四角を粛々と。
二本取りにしていた茶色い糸を
こつこつ一本に分解中、
アブリルの細い糸と合わせて
緑の四角に続ける予定。
黄色い筒キャストオン。

山に登った記念に。旅の記念に。墨蹟が大好き。出かけるときは持ち歩いている御朱印帳。2006年の法隆寺をきっかけに、今4冊目ののんびり派。ついに御朱印帳に記された神さま仏さまが繋がる時がやってきました。これはいける。

それは突然やってきました。暮れに帰省のついでに寄った阿波。徳島はこれまで剣山（もちろん登山）と土柱くらいしか行ったことがなく、人が暮らしている場所を歩いたのは初でした。

目的は歩き遍路。1番に行かなくっちゃ！地図を開くと読めない漢字が多い。「府中」を「こう」と読むんですね、これ駅名。東京の府中のそばに暮らしているので、府中はふちゅう。駅員さんと話がかみ合いません。「麻植」は「おえ」、昔は麻の産地だったのかなあ。とにかく「これは古いぞ」びりびりオーラが出ている地図。歴史がありそう。

札所も巡りつつ、一の宮と国分寺のある辺りはちゃんと巡ろうと計画していました。

そして、あっさりその時が。

1番札所の霊山寺のすぐ近くの「阿波一宮の大麻比古神社」を訪れ、物語が始まりました。阿波忌部氏？スマホ出します。忌部神社、あらたえ、え！？「邪馬台国は阿波だった」え！？遺跡も出ています。えー！？

出てくる出てくる。びっくり。このわくわく感ひさしぶり。

空海さん、いろいろ知ってたでしょ？（いきなり語り掛けます）ここを札所の1番にしたのは大麻比古神社があるからですよね？そして、この札所の順番、なんかあるぞ。

歩き旅っていいですね。感じるものが多いです。気がついちゃう。御朱印のおかげでもあります。

というわけで、時間があれば阿波の古代を探りつつ、とりあえず出雲やっとこうと水木しげる。というか古事記さへまともに知らない私に突然やって来た、日本古代ブーム。初心者には衝撃的で眠れませんでした。

今は全力で古代史勉強中。教科書には載ってなかったことは知らないので、手あたり次第読んだり、観たり。

あちこちの「現場」に早く出かけたいのー。花粉、早く終わてくれー。