夏の鯨

登山/写真/編み物

今年もたくさんの山との出逢いがありますように・塔ノ岳

あけましておめでとうございます 今年もよろしくお願いします

新春の山歩きは去年同様、塔ノ岳に出かけました




明るい大倉尾根を軽快に歩きます 大勢の人が歩いてぼろぼろになっている箇所も多いのですがそれを差し引いてもいい路だと思います 今回は富士山は残念ながら雲の中 超乾燥した日々が続いているのでしっとりしめった雲につつまれて富士山もほっとしているのかもしれません
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立山荘前の階段 密かに心の中で坂雲階段と呼んでいます 急な階段なのですが雲がとてもキレイに見えます
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でも・・・山頂が見えはじめた辺りで、だんだんと雲行きが怪しくなってきたんです 天気予報=午後は「晴れ」?
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そして・・・まさかの雪 (シシ神様、雪満喫ちう)
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雪、雪、雪・・・つか吹雪!下から雪が舞い上がってきます あっという間に真っ白 (シシ神様ぁ〜 大丈夫ですかぁ)
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早くカッパ着ないと・・・うわ親子だ かわいい・・・カメラ、カメラ、カメラ・・・
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山頂はご覧の通り真っ白 雪で濡れちゃったフリースを乾かしてカッパを着たいし、腹ぺこだった山小屋でお世話になりました 
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いいですね、山小屋 晴れ専門で登っているし、山小屋で休まなければならないほどハードな登山をしないオレには取っつきにくい場所だったのですが、風がびゅーびゅー吹いて寒い場所から暖かい火の場所に入るのがあんなに幸せなことだとは思ってもみませんでした ストーブの暖かい空気 同じ思いをして駆け込んできたハイカー達の顔顔顔 コーヒーのいい香り 手先足先まで血液が流れ、全身の筋肉が緩むのがわかります ほっと一安心・・・

  

同時に「カメラ」は、(後から解ったのですが)寒さでスィッチが入らなくなりました この間も普通の電池じゃダメだ騒動で使えなかったカメラです ( ̄△ ̄)軟弱すぎぃ ま・(・∀・)ケイタイがあるのでね またまたケイタイ大活躍(↓ケイタイで撮影) そうこうしてるうちに雪も小降りに  
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高機能ウェアを着て防寒しても火の暖かさにはかなわない 人間はいかにもひ弱だということをしみじみ感じました そして人間の目より遙かに高性能なレンズを持ったカメラはちょっと寒い所ではその機能を失う 解っているつもりだけど現代の日本で暮らしをしていると忘れちゃう大事なことを再確認 忘れちゃいけない大事なこと・・・大事なこと・・・

そんなことを考えながら歩いているうちにあっという間に晴れ渡り(通り雨ならぬ通り雪という感じでした) 暖かい陽の光を浴びながら元気に下山しました 
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雪とカメラ騒動で日やけ止めを塗るのを忘れて、がっつり日焼け 新春早々どたばたしてしまいましたが、考えることの多い楽しい山歩きでした 今年もたくさんの山との出逢いがありますように



※平地に戻ったとたんいつものように動くようになったオレのデジカメ〜〜途中からスィッチが入り辛くなり、山頂では雪にだめ押しされてうんともすんとも言わない状態に 説明書をみるとカメラがその機能を発揮する下限の気温が「0度」 問題は電池が冷えちゃうこと 本人は汗だくで登っているので忘れちゃうけど気温は氷点下だったりする 望遠機能が欲しくて買った大きめのデジカメだけど、いつもポケットに入れて電池が暖まっているてのひらサイズのカメラの方が寒いところでは有利なのかも あとケイタイもザックの背中側に入れておけばほかほか まだまだ勉強しなきゃいけないことだらけ

※新しい靴で初山行 ビブラムが大地に吸い付く


【追記】

このお正月も山岳遭難がありました 上に「ケイタイがあるから大丈夫」的発言をしました 今回はカメラの話ですが、カメラ同様通信機としてのケイタイが壊れる可能性も充分あります 少々バッテリーが強くても繊細な精密機械ですから 何かの時ケイタイもダメになったらどうするか? 考えて行動しなければいけません!