山登りは紙のノートとEVERNOTEに記録しています。
紙の資料はどんどんスキャンしてEVERNOTEに保存。山行メモは遠征時やものすごく印象深いことがあればEVERNOTEに長い文章で記録することもあるのですが、通常は紙ノートに記録。紙のノートは絵や図をさっと書けて楽だからです。人間は実際にあったことを記憶しているのではなく、いい方向にも悪い方向にも記憶をねつ造しているそうですが、まさにそれが実感できるのがこの登山ノート。
計画を立てるときに前の記録を見るのですが、大変だった山行は時間がたつと大変部分が忘れ去られ、全て良い思い出。逆に「こんな最高の天気のアルプスを歩けるのは今後ないかもしれない」ような山行の感動は、細部の記憶が薄れてしまっていたり。脳みその中には実際の記録があるわけではなく自分が作った物語があるのだということがわかって面白い。苦い記憶は甘みを生み、甘い記憶はちょっとすかすかになりちょうどいいところに落ち着いているんだという感になごみます。
時々面倒になりますが、これからも続けようと思います。みなさまもぜひ！
