2016年7月中旬、富士山に吉田口1合目から登った記録です。
北口富士浅間神社。今回はここ麓から山頂を目指します。いざ! 出発!
神社から山頂まで一直線の登山道。潔い。その辺りからじわじわとにじみ出てくる尊さ。立派な森。これで晴れていたらところどころから富士山が見えるんだと思うとすごい。
歴史ある中ノ茶屋で湯盛うどん。(注:期間限定、曜日限定、数量限定だそう、予備の食品は持参必須です)ここは神社と馬返のちょうど中間地点、昔の人々も休憩した場所なんだそう。振り返ってみるとここで消化がよい炭水化物を食べたことは大きかった。究極の吉田うどん。
禊所。「ここからが神域です」の案内。おサルに対面。かわいい。ここからちょうど森に霧がかかって神々しさ倍増。なんでも、富士山は申年に出現したそうで、申年の富士登山はご利益たっぷりなんだそう。60年に一度の「庚申」を「御縁年」、12年に一度の「申」を「小縁年」というそうです 。運のいいことに今年はこの「小縁年」にあたります。嬉しい。
雨だけど雨だからこそ樹林帯。
古の道。神社から山頂に向けて清々しいほどにまっすぐの一本道。
スバルライン五合目で宿泊。にぎやかな場所だけど、泊まってみると水道が無いことを実感。水の尊さよ。翌朝、ご来光にはこだわらずゆっくり5時出発。
自分の足で森林限界を超えて、挑む岩の路。物語がちゃんと流れている。前回も思ったけれど、富士山に集う優しい人々がいなかったら登れなかったかもしれない。人の力に励まされながら登る。
のぼる。のぼる。富士山ならではの優しい絶景。そして今回の大収穫、高山病が出なかった!日本一の高さの富士山から「急いで高度を上げてはいけない」と教えられた。
富士山頂。ありがとう、全てに感謝 山頂に到着したときにはガスがかかってしまったのですが大満足。(胸突き八丁までは晴れてました)
初日7時間、二日目7時間。登り合計14時間。自分の脚で麓から富士山に登ることができました。やった。富士山は山じゃない?いえいえ、日本一の山です。
スバルライン五合目までどんどん下山し、後はバスでブーンと下山しました。ブーン。あっという間に下山。ああ・富士山最高でした。
お土産。北口富士浅間神社手ぬぐい、登山路の小屋で買ったアトム富士山手ぬぐい、久須志神社の手ぬぐいと申年の御朱印。富士山保全協力金の協力者木札。
行程:富士山駅・北口浅間神社・スバルライン5合目で宿泊・山頂を踏み・スバルライン五合目・バスで河口湖に下山。大月経由、中央線を乗り継いで帰宅。