夏の鯨

登山/写真/編み物

富士山の通行料の支払い義務化と山のお金について考えた。

陣馬山より富士山
やっぱり富士山は特別です

 

山梨県側からの富士登山に通行料の支払いが義務化されました。今年の夏からだそうです。2000円。人数も制限するみたいですね。

ざっくり言うと、押し寄せる海外からの登山者対策と、夏山・富士山に投下しなければならない金額の高騰かと思います。2020年あたりから、お金の価値が変わりました。

個人的には山はみんなのものであってほしく、お金が絡むのはややこしくなる気がしますが、そんなことは言ってられません。

昔、車で行けるけれど相当高所にある小屋に、登山目的ではないお客がいました。シンプルなサービスや食事に愚痴をこぼしていました。その方は悪気はなく、山には、電気・ガス・水道が来ていないことを前提に、みんなで協力するのが暗黙の了解だということに気が付いていなかっただけなのです。

「悪気はない」人も多く訪れる夏山・富士山です。「富士山が登れる状態であることには相当なお金がかかっている。それをみんなでなんとかしよう。」ということです。

うまく運用されますように。

願わくば、半袖半ズボンでごりごり突撃してくる海外からの元気な登山客や無防備な若者に、果敢に、そして優しく声をかけている案内の皆様(おそらく富士山を愛する地元の皆様・そしてシルバー世代も多いです。)のバイト代アップに繋がりますように。

夏山・富士山、楽しみです!

 

 

 

 

 

 

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