夏の鯨

登山/写真/編み物

ちょうど良い山・高尾山を分析。

コロナを境にいろんな価値観が一気に変わってしまったけれど「ちょうど良い山・高尾山」が近くあって山登りを続けることが出来ているのは幸せです。この飽きているんだけど全然飽きない「ちょうど良い山・高尾山」を分析してみます。お付き合いいただければ幸いです。

 

 

そもそも高尾山って?

高尾山。東京都八王子市。標高599m。都心から交通の便が良いことに加え、ミシュラングリーンガイドの三ツ星観光地にも選ばれたことから、大勢の人が訪れる人気の山。薬王院を中心に古くから修験道の霊山とされ、天然の森林が守られた。その植生は素晴らしくイギリス全土に自生する数に匹敵する1600種類もの植物が確認されている稀有な山。

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📸高尾山6号路(コロナ禍。自粛生活中に写真の神様が降臨。もうメルカリしようかなと思っていた古いNIKONの入門機を復活させ写活が楽しい毎日。)

 

 

 

 

何で高尾山はちょうど良い山なのか?

高尾山の登山口に1時間以内でアクセス出来る、アウトドアが好き、折々に高尾山に登っている人は口々に言います。「ちょうど良い山」だと。何で高尾山はちょうど良い山なのでしょうか?

 

いろいろな良いところ

①近い。都心からJR線、京王線でアクセス可能。新宿から約1時間。多摩住人なら、家を出て登山口まで相当不便な場所に住んでいる人でも小1時間。稲城在住の知人は「買い物に出たんだけど、気が付いたら高尾」とか普通だそう。

②知ってる。多摩地元民は、遠足で一度は登っているから気楽。下調べ不要。そして、子供の頃の元気な想い出と共に登ります。

③全天候型。実は高尾山は雨の日も素敵です。あ・雪の日も。

④植物だらけで怖い岩場とかなく安心。そして植物から「良いものが出て山内を漂っている」のは確か。おまけに作られた森ではなく自然林。

⑤富士山。山頂からは富士山の展望。何で富士山が見えるとあんなに嬉しいんだろう?

⑥半日でOK。ケーブルカーやリフトを使わずゆっくり登ってたらたら下りて大体3-4時間お山の大きさが絶妙。

 ・・・まだまだあります。

 

名山の要素+半日登山可能なスペックで最強のちょうど良さ

③、④、⑤は高尾山を名山足らしめている正統な要素。これに①、⑥の「半日登山可能」なスペックが加わり「ちょうど良い山」が完成していると分析します。

なんだかんだと忙しい現代の人々。山好きでも早起きは大変。大好きな山に向かう計画でも「寝坊」でみんなひっそり撤退しています。

高尾山は例えば午後登山開始しても日暮れ頃に降りてこられる標高599mという絶妙なサイズ感。例えばこれが、標高400mくらいの低山だったら物足りなく、800mのお山だったら午後登山は無理なので別枠。高尾山、すごくちょうど良いのです。

このちょうど良い「もうひとつ高尾山が欲しい」

人気がありすぎて時に人であふれる高尾山。高尾山マニアの私でもいやになるくらい混みあいます。そんな時知人の「もうひとつ高尾山が欲しい」という名言を想い出します。

 

このちょうど良さは超貴重

そして気が付くのです、このちょうど良さは他にはないと。そして決して作ることの出来ない貴重な自然だと。「ちょうど良い山・高尾山」大切にしなければ!

 

明日は雨が上がって高尾日和かな?楽しみです。

 

 

 

 

 

 

 



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