夏の鯨

登山/写真/編み物

桂浜(浦戸城・天守の山祇神社)・高知(2024夏の四国旅・その4)

桂浜・龍王岬からの眺め(海津見神社)

浦土城・天守跡
天守は木々に覆われていますが、
森を出ると海の絶景です。

 

2024お盆は帰省ついでにゆっくりと四国旅した。故郷の高知市の大観光スポットである桂浜を家族で訪れ、ついつい歴史目線であれこれ見つめたら今まで気づいてなかったあれこれが面白すぎてうなった。

桂浜は大好きだ。帰省したら必ず来ている。小さな浜だが、開放的で、なかなかない高貴な青だ。夏のキラキラした風情も、冬の群青も大好き。初日の出は海から登る。大きな声では言えないが台風の後は見に来たりした。それは雄大だ。

高知と言えば坂本龍馬。桂浜には銅像が立ち、記念館もあり、坂本龍馬の聖地になっている。海の向こうを、未来を、見据えていた龍馬のイメージにもぴったり。

 

そして桂浜は、長宗我部元親の城「浦戸城」があったところでもある。このことはあまり知られていない気がする。

天守直下の詰ノ段に
龍馬記念館
オレンジの建物がそれ

土佐は江戸時代以降、関ヶ原の勝ち組山内家がやってきて治めた土地。それ以前の長宗我部の遺構は寂れがちだった。ただ、平成の世にゲームのお陰で歴女たちがどかどかと訪れるようになり、これはいけないと観光課の方も気づいたか?案内板が随分増えた気がする。「あ・県外の人が褒めてくれてる」ということに素直に喜び行動するのだ土佐人は。それにしても推しはすごい。

そう、桂浜は長宗我部と坂本龍馬(郷士・長宗我部側だったということ)リスペクトの場所。関ヶ原以前の歴史がある場所なのだ。

浦戸城・天守

 

天守跡に登る。山祇神社とある。城八幡と大山祇の小さなお社が鎮座。古代史を勉強する前は「あ・天守跡はお社なんだ」でスルーしていた。

長宗我部元親は秦氏の末裔だと称している。八幡神社は秦氏が作った神社だ。大きい方が城八幡、小さい方が大山祇。(やっぱり大山祇は姫様なのか?妄想爆発)天守にご先祖様だ。

長宗我部の菩提寺・雪蹊寺(四国八十八か所33番)には秦神社がある。あちこちの戦国武将が〇〇源氏と名乗る中、われらの先祖は秦氏だと言い切った元親。渋い。渋いし、この風景を見ていると海のかなたからやってきた遠い先祖を大事にしたくなる気持ちがわかる。これは偶然ではないだろう。桂浜は昔から月の名所として知られている。(秦氏=弓月氏)「月の名所は桂浜」

脳内妄想大爆発させている間に、後ろから「暑いーアイスクリンにしょう。蚊もおる。」と家族の誘い。「えいねー」
元親さん、龍馬さん、その後もいろいろありました。2024年の今もいろいろ問題は続いています。それでも今の日の本は頑張れば望みがかないます。好きなことが出来る時代です。そして海外と比べるとかなりいや相当平和に暮らしています。ありがとう。

アイスクリン
3段盛は珍しい。
暑すぎる浜の照り返しを
クールダウン。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今週のお題「夏の思い出」

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