夏の鯨

登山/写真/編み物

高尾山内の八十八大師を巡ってみた・その1

案内図・高尾山で札所巡り(2023年1月)

 

 

高尾山内の八十八大師をめぐってみました。高尾山であちこち見かける赤い帽子の仏様、四国八十八か所のお寺のひとつひとつを表現しています。誰に教えられたわけでもないのですが、薬王院真言宗智山派弘法大師のお寺であり、台座に「阿波第〇〇番○○寺」と書かれているので、四国が故郷の私はとても自然に「ここにも札所があるんだな」とずっと思っていました。

何度か札所巡りを試みたことはあるのですが、なかなか大変です。なんてったって八十八か所、八十八体の小さな仏像です。

今回ちゃんとした案内図があると知りやってみることに。ああ・案内図って、道案内って大切。楽しく巡れました。(麓の不動院薬王院の寺務所で頂けます。有料100円2023年1月現在。裏に3か所のスタンプを頂くと、弘法大師のお札を授かることができるそう。)

 

楽々半日で登山出来る高尾山ですが、案内図通りに順打ち(お遍路ではお参りすることを打つといいます。)しようとすると、清滝→琵琶滝→浅間社→(ここまで来たら山頂も行きたい)→蛇滝と巡り一旦下山後、再び金比羅台→清滝(結願)となります。

今回は、この一旦下山したところ(1番から75番まで)で終了。次回は金比羅台の讃岐を巡って清滝の不動院で結願し、もう一回登って薬王院でお札を授かりたいと思っています。

阿波の国で発心、土佐で修行、伊予で菩提の道を歩き、弘法大師の生まれ故郷である讃岐(涅槃の道)にたどり着くという四国遍路の物語はちゃんと表現されており、少しでも歩いてお遍路されたことのある方なら、妙に納得できる道になっていると思います。

特に、土佐の修行の道が山の高い所・お寺の中であることや、讃岐にちゃんと金比羅さんがあるところなんかは、故郷を思い出してつぼでした。

もうすぐ高尾の冬蕎麦がはじまるので、次は金比羅台→麓で結願→蕎麦→そっからまた登るをやろうと思っています。

 

 

 

 

※まとまっている箇所もあれば、ひとつだけ離れている場所にあることも。

※歩いて、納経して、歩いて、納経して・・・何だか夢中になっているうちに悩みがどこかへ行ってしまうこの行為を形にした空海さんすごいね。

※札所巡りはやはりよく晴れた日に

 

 

 

 

 

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