ついにあたしも遭遇してしまった、大混雑し身動き出来ない高尾山に。もちろん知っています。高尾山が年間300万人が訪れる大人気の山であり、特に紅葉や桜の時期には激混みすることを。もちろん知ってます。昔、高尾山の標高は600mだったけど、たくさんの人が登って標高が599mになっちゃったことを。
これまでは、10年以上通っている勘を頼りに、あれこれ工夫してずっと回避していた大混雑。基本の「高尾はきっと混んでいるから、別の山にしよう」とか、これまた基本の「小仏バス停から景信山に登ろう」「陣馬に行っちゃえ。うどんを食べよう。」とか。とか。
でも、ついにその予測が外れ遭遇してしまったんです。激混み・高尾山のただなかに。あれ?紅葉まだなんですけど。
あの広い山頂に足の踏み場がなく、下山時も常に人に囲まれている状態。まいった。最初は「高尾にもひとが戻ったな」うきうきしていたのです。でもだんだんと人に酔いました。
コロナ禍でしばらく忘れていた人混みいやだなの感覚。気疲れしました。あと高尾とはいえ、山道なのでね、気を使います。ちょっとよろけると落っこちたりする箇所もたくさん。山の暗黙の了解に、自分が倒れても人を巻き込まないように、少なくとも自分の身長くらいは間隔を開けて歩けというのがあるのですが、振り返るとすぐそこにいらっしゃるのです。人が。
そしてどちらかというと、ひとり静かに過ごしたくて山に登っている口です。人気スポットでも高尾山は広いので、ちょっと脇にそれてひとりを適宜楽しめていたのに。参りました。今回ばかりは。12月まで=高尾の紅葉が終わるまでは気を付けなくっちゃ。
- 気合を入れて早起きし別のお山に行ってしまえ。
- もし高尾に行くなら、1号路には近寄るな。(天狗焼きよ、しばしの別れだ。)
というところかな。
高尾山好きすぎて推しまくっているのにすみません。コロナ禍を経て、あたしのパーソナルスペース広がった疑惑もあるけれど、ちょっと離れてみるときっとまた好きになると分かっています。愛され山・高尾山。ちょっと遠くから見守ります。
※裏高尾は空いてました。するさしの豆乳を買いうきうきウォーキング。
※いろはの森コースも空いてました。
※山頂は空があるので、まだ開放感がありましたが、人のざわめきというか、しゃべり声がすごくて、なんだか疲れちゃいました。