新緑の写真ですみません。それも去年の。
気まぐれに、昔の写真の整理をはじめたら、止まらなくなり、勢い現像をやり直したら、なんだかいい感じの写真になったのでのせてみます。カメラが出す色の癖がやっとわかってきたのかも。
当時この写真をボツにしたのはハイカーの足を隠してしまっている看板。でも、久しぶりに見ると、まず眼が行ったのは美しい高尾の新緑、山の中でほっと落ち着ける平らな場所、元気なハイカー、あれ?看板だ。という感じ。
高尾山中にあれこれ設置されている看板って、観光客も含め年間300万人ともいわれる来訪者を支え、ルールを伝える必需品。これがあるからこそ高尾山。
ここのところ「絵画ってずるい。絵に入れたくないもの省けるじゃん」って思ってやさぐれていたのですが、あれこれ映っちゃうのも写真のよさかなと思うようになりました。そしてミラーレスカメラの写りすぎ問題もこれに絡めて、自分なりに落とし込みたい。目指せ「いろいろ写りまくってるけど、エモ」というところでしょうか。
登るぞ、撮るぞ、編むぞで大忙しの文化の秋でございます。