夏の鯨

登山/写真/編み物

北岳にのぼる・その2・小屋とおみやげ(2022年夏)

北岳山頂より雲の波に浮かぶ富士山(2022年8月)

 

2022年。コロナ禍による行動制限のない3年ぶりの夏。小屋泊にて北岳へ。

泊まった白根御池小屋は宿泊者数を半分に落とし営業。相部屋だけど、腰の高さ位まである大きな合板のパーテションで仕切られており、安心して休めた。スタッフと客が接する機会を減らすためか、お茶、レモン水、お湯がたくさんロビーに並んでいた「ご自由にどうぞ」。山小屋によくある受付近くのお土産も少しのバッチのみ。ビールは自販機。日本酒は食事の時に追加オーダーできたみたい。

食事中は小屋番さんの天気予報。みなさんそそくさと黙食。静かな静かな小屋の夜だ。布団に横になり、これは感謝しかないなと。必要なものが全部ある。白根御池小屋は南アルプスの天然水がどっさりある小屋だ。寝床とおいしい水と食事、充分でしょう。

小屋側のスタッフさんだって、どきどきだろうと察する。いろんな人が訪れる。そんな中、粛々と営業している感じは潔かった。

 

コロナ禍における小屋の運営の大変さは、ど素人が考えてもわかる。ただ、悩ましいことに宿泊客数を落とした広々とした小屋は快適すぎた。小屋の外でちょっとにぎやかに飲んでいる人はいたようだけど小屋は静か。相部屋になった植物大好きのご夫婦と3人で1-2個山自慢をしあって、早めにおやすみなさい。雨が空気を冷やし、とっても快適だった。

個人的には、コロナ退散後も、この小屋の快適さは続いて欲しい。そして可能であれば、2018年にここで買ったこのTシャツと手ぬぐい的なおみやげは復活してくれると嬉しいなあ。(そこか?)おみやげというより自分の登山記念。ご当地にこだわらず通販でもいいと思う。(今回もおひとり着て登っている人を見かけました)

北岳にキタだけ~」この壮大などやダジャレに登りたいなという気持ちをずっと鼓舞してもらっていた気がします。いいでしょ?鈴木みきさんの絵が好きすぎて大事にしまってあったけれど、モンベルのウィックロンといえども化繊は劣化するので、じゃんじゃん着ようと思っています。そして折々にあの空を思い出すことが出来れば、最高ですよね。

 

 

※何と当時一緒に買った手ぬぐいは戸田屋製。南アルプス市、気合入れてグッズに取り組んでいたのです。これも使おうとおろしました。染も使わないと固くなったりするのでね。

※このTシャツ、来たのは↓この一回だけ。気合だけは充分だった。


 

 

 

 

 

 

 

 

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