夏の鯨

登山/写真/編み物

北岳にのぼる・その1・三度目の正直(2022年夏)

大きな空が良く似合う山の団十郎!(2022年8月)北岳山頂より甲斐駒

 

 

北岳に登ってきました。三度目の正直です。

コロナ禍もあり「もういいや」とも思ったのですが、しつこく食らいついて本当によかった。この「やったぜ感」ちょっとした人生の宝です。

 

長い付き合いになってしまった北岳。登山者なら誰でもそうだと思うのですが「登れなかった山」って猛烈に気になります。

私の場合、登れなかった原因が、痩せ尾根をそれ以上進めなかったとか、突然天気が崩れたとかじゃなく高山病なわけで、切ない。自分の力でどうにか出来そうであり、どうにもできないこと。同じような標高の小屋で平気だったことも多いのになぜ?と。

 

さて今回。なんと!高山病はまったく出ませんでした。いろいろ自分なりに調べて「水と塩分」をきっちり摂るを守り切ったのですが、それが吉と出ました。(高尾山に安全登山お願いしたのが効いたのかも。ご利益。ご利益。)何はともあれよかったです。

 

高山病のない本当に久しぶりの高い山はただただ素敵でした。もう召されるのかとおもいました。正直、今回はちょっと頭が痛くなってもがんばって登って、今後は2500mくらいの山や長く歩く旅をと思っていたのですが、まだまだいけると体感できたのは嬉しいしかありません。

 

自分の今までの気持ちが溢れそうになりつつ、コロナ禍でのバスや小屋の運営にも胸を打たれつつ「気持ち大忙し」登山でもありました。

 

こんなただただ浮かれた話を書いても世間様には詰まらなかろうと、ブログも控えめにしておこうかと思っていたのですが、リアル私を知っている方々への報告でもあるので、せっせと2-3回に分けて書いてみます。お付き合いいただければ幸いです。

 

 

 

※これまでの七転八倒の記録です。振り返ると全部「宝」でしかありません。

※2018年標高2300mの白根御池小屋でまさかの高山病発症。

※2019年。標高1500mなら高山病は出ないだろうと広河原から出発してみたけど、小太郎分岐が精一杯。

※2020年。コロナ禍。登山路利用禁止。

※2021年。コロナ禍。小屋泊まりは見送った夏。

 

 

 

 

 

 

 

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