夏の鯨

登山/写真/編み物

富士山にのぼる・その2(心に花を持とう~富士山に咲く花・オンタデ・2022年)

山登りをしていると多かれ少なかれみんな「花に目覚め」ます。

花に出会うことは、美しいものとの邂逅であるのはもちろん、季節ごとの自分の体力や成長の確認だったりで、間違いなく楽しいわけです。山ごとに有名な花はあるけれど、その「花」は誰かが決めるのではなく、何気ないきっかけで「あたしの花」となるのが良い感じ。

オンタデ(2022年7月)



私の富士山の花はオンタデ。今回の登山で「あたしの花」決定。

オンタデ。富士登山をした方なら絶対見ています。大量に咲いています。森林限界を超え、岩稜帯で力強く。でも当たり前すぎて気づきません。

※赤丸のとこ全部オンタデ。

 

 

私がオンタデに「出会う時」が、ついにやってきました。2019年、振り返るとこの年は体調最悪でした。下山後、(自分しか見ない紙の)日記に「オンタデのような力強いひとでありたい」と書いていました。この時は一般知識として知っていた富士山の花・オンタデの強さの比喩に用いたのみ。ところが今回これを読み返しもう頭の中は「オンタデ」でいっぱい。オンタデ。オンタデ。オンタデ。

 

※間違いなかった。なにこの可憐さ。

 
 
 
 
 
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時間をかけてじっくり観察。あたしの富士山の花、決定。涙目。遠目には雑草に見えますが、小さな花がびっしり詰まっています。可憐とはこう言ことでしょう。おそらく3000メートルくらいまでは余裕で咲いています。もっとかも。強いです。そして富士山中に地下茎でつながり、毎年咲いているんだと思うと、もう菩薩レベルの大きな何かが脳内に。大きいぞ。

 

次、この花を見るときどんな気持ちになるのか?楽しみでなりません。お山最高。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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