コロナ禍も大分落ち着いてきました。よかった。
振り返るとこの2年の間にいろんな価値観が変わった。個人的には、大きな趣味である登山と写真はコロナと一番遠いところにあるので「何かをあきらめなければならない」ことは無かったのですが、いろんな意味での人と距離を取るが固定化されましたよね。ソロ活派の自分としては楽で良いことが多いけど、さすがに時々さみしかったり。
そして小さいことだけど個人的にインパクトが大きいのが「職場の近くや出先でちょっと甘いものつまみつつお茶する」に戻れないこと。スタバとかに座って人間観察しつつ、スマホのスケジュールちらちらみつつ、ぼーっと過ごすのが平地の娯楽だったんです。
3月辺りに「もう大丈夫だろう」と某でコーヒーとドーナツを注文してみたんです。これがびっくりするほど、楽しくなかった。落ち着かない。パーティションの四角い世界。甘いものも小さい気がする。お店の空気から伝わってくる「まだ終わってない」感。たまたま隣に居合わせた人が咳き込んだりしているともうそわそわ。
はい。今更ですが「お家カフェ」決定。
小麦粉の値上げも手伝って、どうせなら作ってしまえと100万年ぶりにクッキーとかマフィンとかつくってみたら楽しい。本当のバターとか使えるわけで、スーパーで売っている量産のお菓子より確実に美味しい。買って以来、チンとしてしか使っていなかったオーブンレンジのオーブンがいい仕事をすることに気が付く。YouTubeのレシピ動画で膝を打ちつつスキルアップ。紅茶を選ぶのも楽しい。これでよい。またぼーっとふらりと立ち寄ったお店でお茶できる日も楽しみにしつつ。
※たぶんおんなじこと考えているヒトが大勢いるからキャンプが流行っているんだと。意外にも河童橋でしみじみ。キャンプに持って行けそうなものが目立ってた。
合羽橋。楽しすぎるー。 pic.twitter.com/bjSU3mmzwI
— くじら(夏の鯨)@高尾山 (@natsunokujira) 2022年5月28日
※実は高尾山でほぼ毎週山頂カフェはしている。