2015年8月、初南アルプス・仙丈ケ岳に登った記録です。この山行の翌週に抜釘オペを予定。(2014年・交通事故で左足骨折。プレートを入れました。)オペ自体は簡単な手術なのですが、万が一何かあって山に来れないようなことになったらどうしようと不安でした。
実はこの時南アルプスはど初めて。仙丈ケ岳を選んだのも「アルプスの初心者コース」だったから。プレートが入っているため担当医から「(何をやってもいいけど)もう一度骨を折ったらえらいことになるからほどほどにね」と言われていました。いろいろ資料をみて岩場や雪渓のない仙丈ケ岳を選択。そんな中、運命の出会いが待ち構えていました。
山の団十郎・甲斐駒ヶ岳
との出逢い。不思議なものですが、この山行で「来年は頑張って甲斐駒に登る!」と夢を持てたのは大ラッキーな出来事でした。お陰様で術後はスピード回復。気持ちって大切。
前置きが長くなりました。山行記録です。
- 甲府からバスで広河原・北沢峠へ
しょっぱなから強烈な南アルプス。バスは30分で市街地抜けて山道へ。本物のビッグサンダーマウンテン。緑の中を爆走する古い車体。デカすぎる南アルプス。ボコボコ道のトンネル。出口の見えない一通のトンネル。走っても走っても山。バスの乗務員さんが楽しい。大らかな甲斐の人々。道路脇に胡桃の木。着いた!と思ったらまだ広河原。バスを乗り換えやっと北沢峠。しらびそに迎えられ期待感たっぷり。長衛小屋に宿泊。新しく快適。
- 甲斐駒ケ岳との出逢い
翌朝は4時半に出発!そして視界が開けたところで運命の出会い。甲斐駒ケ岳。
か・かっこいい
「団十郎とはよく言ったものだ。本当にイケメンだ。来年は甲斐駒に登ろう!」気持ちが明るくなった。甲斐駒を振り返りつつ歩みを進める。大学の山岳部「1週間山籠もりです」羨ましいぞ。雷鳥にも出会った。美しいカール。そして・・・
南アルプス、山が大きいぞ!