夏の鯨

登山/写真/編み物

湘南の名山🌸吾妻山と川勾神社で春の一日を楽しんだ(2024年あたしの山開き)

満開の吾妻山でお花見



神奈川の二宮町(湘南)を訪ねました。

当初の目的は恒例となっている古社巡りだったのですが、花咲く山(吾妻山136.2m・神奈川県・二宮町)との突然の出会いがあり、花粉症につき自粛中だったあれこれを吹っ切って、思わず登ってしまった記録です。

 

まずは目的の相模の国・二ノ宮・川勾神社(かわわじんじゃ。延喜式内社・平安時代にはすでにそこにあった古いお社)。主祭神はオオナムチ。その後かな?かつて朝廷がこの辺りを師長国(シナガ)としたときは一宮だったそう。シナツヒコは風の神。流れを変えて運気を上げてくださるそうです。内陸の多摩から訪れるとはっきりわかる潮の香りのするいい風がふき、野にはたくさんの桜とたんぽぽが美しく咲いていました。

生命力を感じるご神木

境内ではあらゆる植物が大事にされていました

夢心地。

お参りを終え、吾妻山へ。空はぐんぐん晴れてきました。

JR二宮駅の目の前にあるその山にはたくさんの桜の木が見えます。Googleマップの「通常より混んでいます」。お寿司のパックとビールの袋を手に持った人、保冷バックを抱えたグループ、ハイキングの格好をした人。「このお山ではお花見ができるんだ」とすぐわかりました。

吾妻(あずま)=私の妻=東(あずま)の国
ってことか!

うきうきしながら、コンビニであれこれ買い込み登ってみました。標高136m吾妻山。そこは楽園でした。

 

神奈川の山なので、もちろん富士山がそこに。といいたいのですが、この日は見えませんでした。これでもし富士山が見えたら、あたしの今年の山の運はここで使い切ることになったでしょう。

👇もちろん海も。烏帽子岩まで見えました。絶景。

 

山頂にある吾妻神社がまた素敵。ご祭神は・弟橘比売(おとたちばなひめ)。日本武尊を守って海に身を投じた姫の櫛と小袖が流れ着いたのがこの地だそう。

「さねさし 相武(さがむ)の小野に 燃ゆる火の  火中(ほなか)に立ちて 問ひし君はも」(火の中で私を助けてくれたあなたを忘れません)。東征の際にいろいろあったけど、二人でがんばったという夫婦愛。この神社のご利益はもちろん「最強の縁むすび」です。

※夢心地。

※山内、いたるところに桜が咲いていました。

※山内にもう一つ小さな社・浅間神社。御祭神は木花咲耶姫。富士山の神様ですね。「咲く花の匂うがごとくの美女だった」この姫様も波乱万丈の人生だったとか。

あたしの山開きは高尾山が恒例なのですが、これを初登山とせずなんとしましょう。という訳で、今年も登山開始です。 

 

 

 

 

 

 

 

 

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